保育士資格を国家試験で取得するメリットとデメリット

保育士の資格を取得するには指定保育士養成施設を卒業するか、保育士資格の国家試験に合格して取得するかの2通りがあります。

保育士試験は高校卒業後に2年制以上の学歴を有していれば保育経験の有無に関わらず誰でも受験する事が出来ます。

保育士資格を国家試験で取得するメリットとデメリットを考えてみたいと思います。

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メリット

一番のメリットは通学の必要が無い事です。

時間の自由度が高いと言う事で、他業種で他の仕事をしながらでも子育てをしながらでも保育士になるチャンスがあります。

通信教育や独学で勉強して保育士試験にチャレンジすれば年齢に関係無く資格取得が可能です。

二番目のメリットは経済的負担が少ない事です。

保育士養成施設では卒業するまでに100万円以上掛かりますが、保育士試験ならテキスト代と受験料の2万円程度で済ます事が出来ます。

通信教育を利用しても10万円も掛けずに保育士資格の取得が可能になります。

三番目のメリットは資格取得期間を短く出来る事です。

人によっては半年間、それ以下の期間での資格取得が可能です。

現在は保育士試験も年に2回、自治体によっては年3回も試験があるので1回の試験で合格出来なくても3年間の一部科目免除制度があるので資格を取得するための期間はとても短くなったのではないでしょうか。

デメリット

一番のデメリットは保育士試験に合格できる確証がない事です。

試験に合格するか不合格なのか蓋を開けるまで分からないのは最大のデメリットでしょう。

二番目目は保育の知識が保育士試験対策での学びでしかないのはデメリットと言うべきでしょう。

保育士養成施設では授業で音楽表現や造形表現、言語表現などの技術的な事を勉強します。

保育士試験を経て保育士になった人は子供の心を惹きつける歌や絵を描いたりと言う表現技術などが乏しかったり、また実習体験がないので子育てをした事がない人はオムツを替えたりミルクの作り方にも困る事があります。

さらに月案や週案と言った保育計画の作案など書類作成も経験がなく、慣れるまでは難しく感じる事のひとつです。

まとめ

保育士資格の国家試験を経て保育士になるメリットとデメリットそれぞれありますが、デメリットにあげた事でも保育の現場で経験や時間の経過と共に習得出来る事です。

保育士試験でサッサと資格を取って保育の現場に出れば養成施設で2年間勉強している間に経験を積めると考えれば保育士として保育士デメリットとは言えなくなります。

先輩保育士に教えてもらったり、自分で勉強しながら保育士として成長するのだと思います。

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