保育士の資格は国家試験8教科9科目の筆記試験と3科目中2科目選択受験の実技試験に合格する事で得られます。
保育士の国家試験は科目数は多いですが、暗記ものが多く独学でも合格が難しくない資格です。
筆記試験の独学での勉強のコツ
先ず、保育士の国家試験に始めて挑戦する人は保育士試験の9科目を網羅した教科書的なテキストを購入し、とにかく最初は毎日読む事です。
毎日必ず読むには毎日必ずする事と紐付ける事です。
私はお風呂には毎日必ず入るので湯船に浸かりながらテキストを読んでいました。
2から3周位すると内容が見えて来て理解が深まります。
その後、過去問に取り掛かりましょう。
過去問は3年間分は漏れなく解き、誤りも無くします。
暗記のコツはネットを検索すると暗記の語呂合わせがゴロゴロ出て来ますから遠慮無く参考にします。
保育士試験専門の掲示板は、時にとても有益な情報をもたらしてくれますから、独学受験者は一度は必見の価値ありです。
私は掲示板で苦手な楽典問題の解き方を得ることが出来ました。
過去問や暗記はスマホに自分で録音し、通勤時間や家事をしながらでも始終聞いていると覚える事が出来ます。
寝る直前に覚えたものは記憶が定着し易いのでベッドに入った時もイヤホンで聞くようにします。
また、保育所保育指針は必ず暗記しましょう。
実技試験の独学での練習のコツ
実技試験は3科目の中から2科目選択での受験ですが、コツは音楽表現と言語表現を選択する事です。
どちらも予め課題が決まっているので事前練習がし易いのです。
音楽表現の課題2曲は童謡や文部省唱歌なので練習すれば何とかなると思います。
音楽表現も言語表現も子供番組の歌のお兄さんやお姉さんをお手本に大きな声で表情豊かに表現出来るようにします。
独学では練習を見てくれる人が乏しくなりがちですからビデオ撮影をして自分の弾き歌いやお話しの仕方をチェックして下さい。
自分で思っているほど豊かな表現が出来ていないことに気付くことでしょう。
音楽表現でピアノでの弾き歌いをする人は当日の試験ではアップライトピアノを使用します。
キーボードばかりで練習しているとピアノの鍵盤の重さに驚かれるようです。
緊張している上に予想外の鍵盤の重さに驚き、伴奏がボロボロになる人もいます。
必ずピアノでの練習を取り入れるのも独学合格のコツです。
造形表現の絵画は当日の試験問題の中で指定条件が示されます。
保育の一場面を描きますので、あらゆる場面を想定して描いてみることです。
試験の時に使用する色えんぴつは上下共に削っておくのも合格に繋がるコツです。
子供はアンパンやドラえもんのように丸い物に安心感を得たり興味を示すことから人物は丸型の顏で可愛い絵に仕上げます。
複数の園児を描く時は年齢や髪の毛、肌の色の違う子供を描き込みます。
また男の子は青、女の子は赤など固定概念にとらわれないようにしましょう。
指定条件を満たしていないと不合格になりますから注意して下さい。
まとめ
厚生労働相が新たに発表した制度や栄養摂取量の変更など厚生労働相のHPを必ずチェックする事も筆記試験合格のコツです。